iPhoneの本体の下にホームボタンが付いており、各アプリからホーム画面に戻る等によく使うボタンです。このボタンが壊れて押せなくなったり、反応しなくなると操作ができず、非常に不便な状況になります。
そんな時に自分で対処できる方法は2つあり、「再起動」と「Assistive Touchボタン」です。
ホームボタンが反応しない原因がソフトウェアの場合には、iPhoneの再起動で正常に直る場合もあるので、まず最初に試してもらいたい対処法です。(再起動した時にロック解除ができなくなるかもしれない場合は、下のAssistive Touchボタンの設定を優先して対処して下さい。)
次の対処法がAssistive Touchボタンです。ホーム画面を開く事が可能な場合は、
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「Assistive TouchをON」
最新のiPhoneの場合、「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「Assistive TouchをON」の手順で画面上に白いボタンが出現します。
もし、ホーム画面を開く事ができない場合は、Siriを使ってAssistive TouchをONにします。
Siriを立ち上げて「Assistive Touchを有効にして」と言えば、画面上に白いボタンが出現します。
しかし、こちらもSiriが有効になっている場合しか使えません。(「設定」→「Siri」→「”Hey Siri”を許可をON」)
Assistive Touchボタンが出現すれば、タップすると6種類ぐらいのメニューアイコンが出てくるため、その中の「ホーム」をタップする事で、本体下のホームボタンの代わりとして使えます。
しかし、Assistive Touchボタンでホーム画面に戻るには2回タップが必要だったり、ちょうど良い場所に配置できない場合もあるので、よく使うボタンなだけに操作が手間、面倒に感じてしまうかもしれません。
ホームボタンが壊れるというのは、経年劣化の可能性が高いので、Assistive Touchボタンをずっと使うよりも機種変更までのつなぎや緊急時の応急処置として考える方が良いかもしれません。
購入後1年以内の通常の保証期間やApple Care+などの保証に入っていれば、Appleで無料や割引価格で修理ができますが、何の保証もないAppleの有償修理になると30,000円以上の高額な修理になりますので、機種変更のタイミングと考えても良いかもしれませんね。