スマートフォンが故障した時、保証期間内であれば、無料で修理ができる事はご存知ですか?
NTTドコモ、au、ソフトバンクの各社の保証とiPhoneに関してはApple製品の保証があり、いずれも特別な保険に加入していなくても、保証期間内であれば無料で修理してもらう事ができます。
しかし、破損や故障の具合や原因によっては保証の対象外となってしまいますので、保証対象になるのかの目安と注意点を見ていきましょう。
NTTドコモ、au、ソフトバンク、Appleの各社のスマートフォンの保証期間はそれぞれ購入日から1年間で、保証の対象になる目安としては、あくまで初期不良に対する保証ですので、通常の使用で保証期間内に故障があれば、無料で修理してもらえるという事です。
各社の規定にそれほど差はありませんが、共通して改造、各社指定外での修理跡がある、消耗品の通常の経年劣化、基板の水分などによる腐食やサビ、落下などによる衝撃による破損や故障などは保証の対象にはなりません。
規定や説明の中で各社によって書かれていたり、書かれていなかったりする部分もあり、会社によっては書かれていなくても保証対象外になるのかもしれません。しかし、その中でも特に注意するべき点としては、
NTTドコモ
・ドコモ指定以外の機器および消耗品の使用に起因する故障の場合
・お買い上げ後のディスプレイ・外部接続端子などの破損の場合
という事で、指定外の充電器を使用してしまうと保証対象外になるという事、購入時の外観確認で問題ないと署名してしまうと外観にすぐに不具合があっても保証対象から外れてしまう可能性があるという事で注意が必要です。
au
・iPhoneに関して、法人契約回線は修理対応できないことがあります。
という事で、法人契約回線の場合は注意が必要です。
ソフトバンク
・火災、地震、風水害、落雷、その他の天災地変及び公害、塩害、異常電圧など不慮の事故による故障及び損傷
・当社指定以外の電池パック・充電器等をお使いになり故障した場合
・バッテリー(内蔵型・電池パック型)その他消耗部品の交換
・故障機の本体貼付ラベルを改変又は取り外されている場合
という事で、ドコモ同様に指定外の充電器の使用は保証対象外で、バッテリーを含む消耗品全般の交換は保証対象外、他の会社は書いていないだけかもしれませんが、天災などによる不慮の事故による故障も保証対象外と明記、本体貼付ラベルを改変又は取り外されている場合は修理自体の対象外とされているため注意が必要です。
Apple
・バッテリーなどの消耗部品または経時的に劣化が当然予測される保護コーティング(損害が材質および製造上の瑕疵に起因する場合はこの限りではありません)。
・傷、へこみ、ポート部分のプラスチックの破損を含むがこれに限定されない、外観上の損傷 (損害が材質および製造上の瑕疵に起因する場合はこの限りではありません)。
・Apple の製品仕様に適合しないサードパーティのコンポーネントまたは製品との併用に起因する損害
・事故、不適切な取り扱い、誤用、火事、液体接触、地震またはその他の外的要因による損傷。
・シリアル番号が削除されている、または判読できない Apple 製品。
という事で、消耗品や購入後の外観の損傷、指定外の充電器の使用は保証対象外、ソフトバンク同様に天災などによる不慮の事故による故障も保証対象外、Apple独自の規定としては、シリアル番号が削除されている、または判読できないという製品に対しては保証対象外となるので注意が必要です。
各社規定に書いていなくても、保証の対象外になる事があるかもしれませんが、保証期間はスマートフォン購入日から1年間、保証目安としては、通常レベルの使用で各社指定の品、付属品を使用する事です。
改造や指定外の店での修理跡、消耗品、基板の腐食やサビ、落下などによる衝撃による破損は保証対象外ですので、ご注意下さい。
保証対象になるかの詳細は、各社のHPのサービス部門にお問い合わせ下さい。